ホウ素中性子捕捉療法に関する研究

中性子を用いたがん治療法としてボロン中性子捕捉療法というものがあります。これは下の図のような核反応を用いたもので、生成物の飛程が人間の細胞よりも小さいことから細胞レベルの選択的治療が可能です。この治療に使う中性子源は現在原子炉を利用したものが主流ですが、加速器を病院に併設してこの治療法をより普及させることが考えられています。

当研究室では、モンテカルロシミュレーションを用いた粒子輸送過程計算を行い、治療に必要な中性子エネルギーを得る為の減速材やターゲット等の中性子源開発研究を実施しています。

 

■■ ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の概念図(左)と医療用中性子線源体系の模式図(右) ■■