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工学系部局なんでも相談室だより H25.2版

工学系部局なんでも相談室だより H25.2 版
なんでも相談室から工学系部局の皆様へ、カウンセラーのコメントや利用状況な
ど定期的に発信させていただいております。
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―【カウンセラーより】――――――――――――――――――――――――
 相談室の石原です。
 年度内のおおよそのカリキュラムが終わり、いつになく相談室前の廊下も人通りが少なくなりました。
春休みに入られた方、学会の準備を進める方、また新年度の用意に追われる方それぞれかと思いますが、少しずつ新しい年度を迎える機運が高まっているように感じます。
 さて、来月3月は内閣府の定めた自殺予防対策強化月間です。
 ご承知のとおり年間の自殺者数はここ10年以上にわたって3万人を越えていましたが、昨年はようやく減少し、約2万7千人という速報値が発表されています。
 減少したとはいえ、日本の自殺率は他の先進諸国に比べて相当高い水準にあって、その対策が継続的かつ有効に実施されることは論を待たないところだと思います。
 内閣府では、若年層への支援も大綱に盛り込んで「誰も自殺に追い込まれることのない社会」を目指すと、その趣旨をうたっています。
 自殺を既遂または未遂された方の9割は、うつ症状を示していたとの報告がありますように、この疾患の早期発見・早期治療は自殺予防対策の大きな柱です。
 また、そうした方のうち少なくない割合で、社会・学校から孤立し、どこにもつながりを持てないままに自殺を選択している群が存在しているとの報告もあり、周囲がいかに気付き対処するかということもとても重要な要素になっています。
 国や自治体では「ゲートキーパー」の養成に力を入れているところですが、私たちの周囲にいるひとがいつもと違う様子ではないか、元気のない表情で毎日いないか、大学に出てきているか等、今までよりもちょっとご自分のアンテナの感度を高めることで対応できることも多いのではないかと思います。
 この3月、そんなことを少し気にかけるきっかけにしてみませんか。
 まだまだ寒いとはいえ季節の変わり目です。
 みなさま、お身体十分にご自愛ください。
―【事務担当より】――――――――――――――――――――――――――
 昨年もメンタルヘルス関連のHPの紹介をしておりますが、今月は三つのサイト
をご紹介します。
 厚生労働省のHPで「こころの耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト」
というHPがあります。
http://kokoro.mhlw.go.jp/
 「心の健康確保と自殺や過労死などの予防」のためのHPです。
 トップページの右側のバナーに「5分でできる職場のストレスチェック」があ
り、簡単にストレスレベルをチェックすることができます。
 厚生労働省なので、働く人に向けたものかと思いがちですが、「働く人」「ご
家族」「事業者・上司・同僚」「支援する人」と多くの人を対象としています。
 「働く人へ」のページの左側には、
「ストレス軽減ノウハウ」
「こころの病 克服体験記」
「うさぎ商事の休憩室~みんなで知りたいメンタルヘルス~」
などのコンテンツがわかりやすくまとめられています。
 若者向けにも「こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルス~」と
サイトへのバナーがトップページ右側下の方に貼ってあります。
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/index.html
 こちらは研究室等で学生さんにもご紹介いただくとよいかと思います。
 また、昨年もご紹介しておりますが、内閣府の自殺対策のHPがあります。
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/index.html
 HPの中では「ゲートキーパー」という言葉がたくさん使われています。
 ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な
支援につなげ、見守る人のことです。
HPには、ゲートキーパー養成のための動画、ゲートキーパー養成研修用のテキ
ストなどがあり、わかりやすく参考になるサイトです。
「身近な人の悩みに気づき、声を掛ける。」
でも具体的にどうやったらわからない。
そう思ったことがある人は是非一度ご覧下さい。
―【相談室利用状況簡易報告(1月)】―――――――――――――――――
1月の利用状況をお知らせします。
{開室日数}  6日
{のべ利用件数}  36件(学外カウンセリングルーム含む)
{主に寄せられている相談内容} 学生生活,健康問題
◇利用状況は、原則簡易情報のみ。詳細について回答することは出来ませんので
ご了承下さい◇
―【その他】―――――――――――――――――――――――――――――
このたよりは、工学系部局に在籍する教職員や学生等を対象にしたメーリングリ
ストで送信しております。
また、学生さんのアドレスや研究室メールリスト等、希望の配信先がある場合は
ご連絡いただければ送信先に追加します。
相談室だよりはホームページにも掲載しておりますので、周りに相談室のことを
知りたい・知ってもらいたいという方がいる場合には、ホームページのことを
紹介し、案内していただければ幸いです。
その他に利用方法や開室場所、開室日時等をまとめたリーフレットなども
ありますので、周知を検討されている方はご相談下さい。
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工学系部局なんでも相談室だより H24.11版

工学系部局なんでも相談室だより H24.11 版
なんでも相談室から工学系部局の皆様へ、カウンセラーのコメントや利用状況な
ど定期的に発信させていただいております。
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―【カウンセラーより】――――――――――――――――――――――――
 なんでも相談室の石原です。
 とうとうというか、やっとというか、雷と共に本格的な降雪となりました。3
月までの長い冬が始まりましたね。
 発達障害という言葉を聞いたことはおありでしょうか?
 とても広い概念で一言で説明することは難しいですが、脳の器質的な異常によっ
て引き起こされる障害群で、学習障害や自閉症スペクトラム、アスペルガー障害、
注意欠陥多動性障害などを含みます。
 これらの障害は昔からありましたが、最近になって大学生のメンタルヘルス上
の問題として取り上げられることが増えてきました。
 発達障害の特性には、相手の気持ちや立場を十分にくみ取ることができない、
社会的文脈の中で自分の言動を適応させにくいといったコミュニケーションに関
わる障害や、見通しが持てないことや急な予定の変更などによるストレス感度が
高いこと、注意を向ける先や集中力が本人の興味によって大きく左右されること
などがあげられます。
 こういった生活上の困難は学力に遅れが見られないような場合では見過ごされ
がちで、就職活動や本格的な研究活動に入る時期に問題として顕在化し、本人も
周囲も初めて気付くということが多くあります。
 また、これらが表面化するにつれて社会的な失敗経験や生活のしづらさ体験が
重なり、発達障害の2次障害としてうつ病などに罹患するケースも少なくありま
せん。
 発達障害に対する根本的な治療は残念ながらまだ確立されていませんが、生活
上の困難を軽減するためのトレーニング技法は開発されていますし、ご本人の認
知の変容を促すための治療方法なども専門機関で受けることができるようになっ
てきているようです。
 治療とまでいかなくても生活場面を構造化することで問題を解決する方法もあ
ります。
たとえば、俳優のトム・クルーズさんは特定のアルファベットの示す意味を読み
取ることができないという学習障害のため、セリフを覚えるときは誰かが吹きこ
んだテープの音声を使って台本を記憶するそうです。
そうすることで文字を読み取ることができなくても、ハンディキャップを軽減す
ることに成功しているわけです。
 早期の適切な診断とご本人の自己理解、そして周囲の配慮によって、こうした
工夫を考えていくことやその質を高めていくことができると考えています。
 11月になってのどや鼻といった上気道の症状がなかなか抜けない風邪が流行っ
ているようです。
 みなさん、どうぞお気を付け下さい。
―【事務担当より】――――――――――――――――――――――――――
遅かった初雪も降り、長い冬が始まりました。
昨年は11月から3月の冬季には、相談の件数がかなり多くなりました。
この時期は卒論、就職などで学生、教員のストレスが多くなり、
職員は年度末に向かって仕事が多忙な時期に入ります。
また、そういったストレスが多くなる時期というだけではなく、
冬は冬季うつ病という日照量不足によっておこる季節性うつ病があることが知ら
れています。
冬季うつ病の症状は、一般的なうつ病の症状と同じことが多く、
・気分の落ち込み
・今まで楽しんできたことを楽しめない
・ぐったりとして疲れやすい
・活動量の低下
と、いわれています。
また、
・眠気が強く、睡眠時間が長くなる
・食欲の亢進、特に炭水化物、甘いものが欲しくなる
という症状もあり、一般的なうつ病の場合は、食欲が無くなり、不眠になること
が多く、この点は違いがみられます。
なぜ、冬季うつ病がおこるのかというメカニズムとしては
・日照時間が短くなると、通常よりも光の刺激が減り、それが原因で神経伝達物
  質のセロトニンが減って脳の活動が低下してしまう。
・目に入る光の量が少なくなると、体内時計をつかさどる脳の松果体からメラト
  ニンの分泌されるタイミングが遅れたり、分泌量が増えたりして、体内時計
  が狂う。
などの説がありますが、はっきりしたことはまだわかっていないようです。
治療法として
・高照度光療法
  専用の高照度光照射装置を用いた治療で改善する。
  (これは病院等に相談した方がいいかと思います)
・日光に当たる生活を心がける
  冬季うつの症状は、日光に当たる時間が長くなれば軽快する傾向がある。
・早起きする
  人間の体内時計は約25時間のため、朝光を浴びることで、24時間リズムにリセッ
  トしている。
  冬は特に早寝早起きを心がけ、自分が感じる日照時間を延ばすとよい。
・食事を工夫する
  セロトニンは食物の中に含まれる必須アミノ酸の一種、トリプトファンから
  つくられる。肉、魚、大豆などたんぱく質の摂取を心がける。トリプトファ
  ン吸収には、ビタミンB6が必要なので、ビタミンB6が多いバナナやさつまいも、
  レバー、青魚なども食べる。
などが効果があるといわれています。
北海道は緯度が高いので日照時間が短く、自覚していなくても冬季うつ病の症状
のある方は、案外多いのではないかと思います。
また、本州などの北海道よりも日照時間が長い地域から北海道に来たという場合、
ずっと住んでいた人よりも発症率が高いといわれています。
照明を明るくし(節電との兼ね合いもありますが)、日光に当たり、早起きし、
食事を工夫して、長い冬を乗り切りましょう!
―【相談室利用状況簡易報告(10月)】―――――――――――――――――
10月の利用状況をお知らせします。
{開室日数}  7日
{のべ利用件数}  37件(学外カウンセリングルーム含む)
{主に寄せられている相談内容} 学生生活,健康問題
◇利用状況は、原則簡易情報のみ。詳細について回答することは出来ませんので
ご了承下さい◇
―【その他】―――――――――――――――――――――――――――――
このたよりは、工学系部局に在籍する教職員や学生等を対象にしたメーリングリ
ストで送信しております。
また、学生さんのアドレスや研究室メールリスト等、希望の配信先がある場合は
ご連絡いただければ送信先に追加します。
相談室だよりはホームページにも掲載しておりますので、周りに相談室のことを
知りたい・知ってもらいたいという方がいる場合には、ホームページのことを
紹介し、案内していただければ幸いです。
その他に利用方法や開室場所、開室日時等をまとめたリーフレットなども
ありますので、周知を検討されている方はご相談下さい。
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