工学系部局なんでも相談室だより H24.9版

工学系部局なんでも相談室だより H24.9 版

なんでも相談室から工学系部局の皆様へ、カウンセラーのコメントや利用状況な
ど定期的に発信させていただいております。
 

―【カウンセラーより】――――――――――――――――――――――――

 なんでも相談室の石原です。
 今年ほど暑さを口にした夏はなかったように思いますが、みなさんお変わりありませんでしょうか?ようやく気温、湿度ともに下がり始め、秋がやってきてくれそうな雰囲気になりましたね。

 先月の相談室だよりに引き続いて、今月も「うつ病」について話題に取り上げます。

 うつ病という言葉は昨今大変広く認知されるようになりましたが、簡単にその特徴を4点にまとめると以下のように言えると思います。

1) うつ病は特別な人がかかる病気ではなく、誰でもかかる可能性があります。

2) うつ病も心身のエネルギーを低下させ、いろいろな病気の原因になったり、
    病気を悪化させたり、最悪の場合は自殺の恐れもでてきます。

3) 心配や過労・ストレスが続いたり、孤独や孤立感が強くなったり、
   将来への希望が見出せないと感じた時などにうつ病にかかりやすい
      です。

4) うつ病は早期発見、早期治療が大事です。
   しかし、長く続くこともあり、その場合は粘り強く治療することが
      大事です。

 誰もがかかる病気という点では風邪となんら変わりありませんが、うつ病は治療せずに放っておくと命にかかわるような重大な事態になりかねません。
 最近の調査では、日本人の15人に1人がこの病気に罹っているとの報告がありますが、
そのうち3/4の人は症状に悩んでいても病気であると気付かなかったり、医療機関を受診しづらかったりして、医療を受けていない現状にあります。
 うつ病以外のメンタルヘルス疾患、たとえば不安障害や適応障害などをあわせて考えると、適切な医療を受けておられない方は相当数に上るのではないかと思われます。

 先月の繰り返しになりますが、重ねてご自分の状態に気付くためのチェック項目を再掲しますので、ぜひここ2週間の状況を振り返ってみて変調のサインが出ていないか確認されてみてください。

□悲しい、憂うつな気分、沈んだ気分
□何事にも興味が湧かず、楽しくない
□疲れやすく元気がない、だるい
□気力、意欲、集中力の低下を感じる
□寝付きが悪くて、朝早く目が覚める
□食欲がなくなる
□人に会いたくなくなる
□夕方より朝方のほうが気分、体調が悪い
□心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする
□失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
□自分を責め、自分は価値がないと感じる

 いかがですか?
 気になることがありましたら、お気軽に相談室までお問い合わせください。
 また、保健センターでは平日の午後に精神科専門医と相談することができますので、

そちらもご利用下さい。(詳細はホームページを参照してください)
http://www.hokudai.ac.jp/hokekan/shinryouannai/index.html

―【事務担当より】――――――――――――――――――――――――――

なんでも相談室事務担当です。

9月とはいえ、暑い日が続いていましたがようやく涼しくなって過ごしやすい季
節になりました。

夏の疲れは出てきていないでしょうか。
食欲がない、疲れが取れない、などは夏の疲れもありますが、ストレスの表れ、
ストレスサインであることもあります。

ストレスサインは心や体、行動に表れます。
「やる気が出ない」「疲れがとれない」「物忘れ・ミスが増えた」は心に表れる
サインです。
「肩こり」「頭痛」「めまい」「食欲不振」「不眠」は体に表れるサインです。
「八つ当たり」「喫煙・飲酒の増加」「過食」は行動に表れるサインです。

体に表れるサインとしては、「腹痛」や「下痢」「胃潰瘍」のように胃腸にあら
われることもあります。胃腸はストレスを受けやすい臓器です。
他にも、「ぼろぼろになるまで爪をかむ」「爪の周囲や親指の付け根の皮膚を噛
んだりむいたりする」等のように癖の一つですがストレスがかかった時によりひ
どくなるというものもあります。

自分にストレスサインがないかどうか過去をふり返ってみましょう。
そういえば、仕事が忙しい時、研究が忙しい時、人間関係がうまくいかない時、
いつも○○な状態になっていたなあというのが案外あるものです。

自分のストレスサインがわかれば、今後はそのサインが表れたら「今、私はスト
レスがかかった状態だ」ということがわかるようになります。
自分にかかっているストレスは何か。
ストレス原因が排除できれば一番ですが、出来ない時は、物理的、心理的にその
原因から遠ざかるように試みましょう。

たとえば、そのストレスからまったく無関係な場所や時間を毎日確保してみるな
ど、心にかかっているもろもろを一切、忘れて全然違うものに没頭する時間を持
つことが大事です。
スポーツをする、仲の良い友人とおしゃべりをする、寝不足が続く時はじっくり
と睡眠を取る、等々です。

そしてまた、ストレスで体が弱ってる時、体まで疲労しているとさらに心のエネ
ルギーレベルが下がってしまいます。
ストレスサインを感じたら、速やかに体の疲れを念入りに癒しましょう。
栄養のあるものをしっかり食べて、たっぷり寝る。
できるだけ休息する時間を作ることが大切です。

―【相談室利用状況簡易報告(8月)】―――――――――――――――――

8月の利用状況をお知らせします。
{開室日数}  6日
{のべ利用件数}  39件(学外カウンセリングルーム含む)
{主に寄せられている相談内容} 学生生活,健康問題

◇利用状況は、原則簡易情報のみ。詳細について回答することは出来ませんのでご了承下さい◇

―【その他】―――――――――――――――――――――――――――――

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ストで送信しております。

また、学生さんのアドレスや研究室メールリスト等、希望の配信先がある場合は
ご連絡いただければ送信先に追加します。

相談室だよりはホームページにも掲載しておりますので、周りに相談室のことを
知りたい・知ってもらいたいという方がいる場合には、ホームページのことを
紹介し、案内していただければ幸いです。
その他に利用方法や開室場所、開室日時等をまとめたリーフレットなども
ありますので、周知を検討されている方はご相談下さい。

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