工学系部局なんでも相談室だより H28.2版

工学系部局なんでも相談室だより H28.2版

なんでも相談室から工学系部局の皆様へ、カウンセラーのコメントや
利用状況など定期的に発信させていただいております。

―【カウンセラーより】―――――――――――――――――

相談室の石原です。
今冬は久しぶりにインフルエンザがA型B型ともに大流行となりました。
我が家も子どもが持ち込んだウィルスで総倒れとなってしまいましたが、
みなさんはいかがでしたでしょうか?もうしばらくインフルエンザの
流行は続くようですので、一度罹患した方も十分にお気を付け下さい。

今回は認知機能と運動の関係についてお話をしたいと思います。
認知機能とは簡単に言うと、対象物をしっかりと見分け、記憶し、必要に応じて
その記憶を引き出し、判断する能力のことです。一般に認知機能は若い頃に高く、
加齢とともに少しずつ衰えていきます。
以前、メンタルヘルス疾患と運動との関係について、運動をする人ほど精神的不調に
陥りにくいというお話をお伝えしましたが、認知機能についても運動により向上、
あるいは維持されることがここ10年ほどの研究でかなりはっきりしてきました。
運動には、記憶をつかさどる海馬で新しく神経細胞を作り出し、神経細胞同士の
ネットワークを強化する働きがあります。また血流が良くなることによって、
脳内の毛細血管を伸ばし、血液供給を増加させる作用もあります。
また多くの研究で、運動を習慣化させることで認知機能の低下を遅らせ、認知症の
発症リスクを下げるという知見も得られています。

運動をすると、血流量が増え、気分の安定や脳の覚醒を促す神経伝達物質の働きが
高まり、脳内ネットワークが強化されますから、認知症の予防に限らず、勉強や研究、
仕事にも好作用をもたらします。勉強をするならば運動の後、というのがおすすめです。
とはいえ、運動のやり過ぎは逆効果のようで、やや強めの運動(ウォーキング、ゴルフ、
野球など)を60分以上行った場合では情報処理および記憶に関する機能が低下し
始めるという結果が出ていますので、運動によって学習効率を高めるためには30分~60分
程度の運動に抑えた方が良いようです。

まだまだ寒い日が続きますので、なかなか運動するのも簡単ではないかもしれませんが、
日頃のルーティンに取り入れてみてはいかがでしょう。

―【事務担当より】――――――――――――――――――
【相談室利用状況簡易報告】
1月の利用状況をお知らせします。
{開室日数}  6日
{のべ利用件数}43件(学外カウンセリングルーム含む)
{主に寄せられている相談内容} 学生生活,健康問題
◇利用状況は、原則簡易情報のみ。詳細について回答することはできませんので
ご了承ください。◇

―【その他】―――――――――――――――――――――――――――――
このたよりは、工学系部局に在籍する教職員や学生等を対象にしたメーリングリ
ストで送信しております。
また、学生のアドレスや研究室メールリスト等、希望の配信先がある場合は
ご連絡いただければ送信先に追加します。
相談室だよりはホームページにも掲載しておりますので、相談室のことを
知りたい・知ってもらいたいという方がいる場合には、ホームページのこ
とを紹介し、案内していただければ幸いです。
その他に,利用方法や開室場所、開室日時等をまとめたリーフレットなども
ありますので、ご連絡いただければお渡しいたします。

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