工学系部局なんでも相談室だより H27.5版

工学系部局なんでも相談室だより H27.5版
なんでも相談室から工学系部局の皆様へ、カウンセラーのコメントや
利用状況など定期的に発信させていただいております。

―【カウンセラーより】――――――――――――――――――――

相談室の石原です。
例年にない速さでやってきた春でしたが、ここのところしばらくは季節の
動きも足踏み模様で、寒かったり暑かったりで体調管理が難しい毎日ですね。
みなさん、お変わりはありませんでしょうか?

昨年度のなんでも相談室は大変多くの方にご利用いただき、のべ件数で
501件(25年度比で30%増)のご相談をお受けしました。
ご相談内容は多岐にわたりますが、昨年度については不登校傾向に関する
ご相談が特に多かったように思います。
不登校は、多くの場合ご本人のみに起因するものではなく、生活環境や家族
関係、健康問題などと密接に関連し、複合的な要因で起こっています。
不登校問題の一般的に想定されるゴールは、大学生活に戻って卒業単位を
履修し、就職あるいは進学していくことであろうと思いますが、不登校をしている
ご本人はそれが正しいだろうと思いながらも現状を抜け出せないでいることが多く、
わかっちゃいるけど行動化できないでいます。
相談室では行動化できない要因に焦点を当て、会話をする中で自己洞察を深めて
もらいながら行動目標を設定するなど、直接的、間接的にサポートをしています。
要因はすぐに見つかることもありますし、なかなか表面に現れてこない、見えそう
で見えないなどそれぞれですが、簡単に目に見える成果が得られることは稀で、
ご本人も支援者もじっくりと構えることが求められます。
そのプロセスを支えていくためには大学側の理解はもちろんのこと、ご家族の
理解と支援は不可欠です。そのために、ご家族や担当教員、必要に応じて医師なども
交えて三者面談を行ったり、ご本人の面談と並行してご家族と面談を行う場合もあり
ます。

おそらく「こうすれば良い」という解は存在しないと思いますが、たとえばご本人
の5年後10年後のあり方を一緒に考え、その未来の時点から行動化できないでいる
今現在を俯瞰してみることができると、現在を客観視してご本人が何かきっかけを
見つけることもできるかもしれない、そんな風に考えています。
現在の状況を放置せず、少しずつでも立ち位置をずらしていくことが心身両面の
健康被害を防ぐことにつながりますので、まずは気軽にご相談下さい。

―【事務担当より】――――――――――――――――――
本年度第1回の「こころのケアに関する講習会」を下記により開催いたします。
今回は,学生生活において遭遇する様々なストレスに対してどう向き合うか,
また,学生のストレスによる身体状況,精神症状の変化に周囲がどう気づき
どう対応するか等についてお話ししていただく予定です。
多くの皆様の参加をお待ちしています。

 記

「こころのケアに関する講習会」

日時 平成27年7月10日(金)17時30分~18時30分
場所 アカデミックラウンジ3
講師 なんでも相談室カウンセラー 石 原 一 人 氏

※事前の参加申込みは必要ありません。

【相談室利用状況簡易報告(4月)】
4月の利用状況をお知らせします。
{開室日数}  5日
{のべ利用件数}38件(学外カウンセリングルーム含む)
{主に寄せられている相談内容} 学生生活,健康問題
◇利用状況は、原則簡易情報のみ。詳細について回答することは出来ませんので
ご了承下さい◇

【その他】
このたよりは、工学系部局に在籍する教職員や学生等を対象にしたメーリングリ
ストで送信しております。
また、学生さんのアドレスや研究室メールリスト等、希望の配信先がある場合は
ご連絡いただければ送信先に追加します。
相談室だよりはホームページにも掲載しておりますので、周りに相談室のことを
知りたい・知ってもらいたいという方がいる場合には、ホームページのことを
紹介し、案内していただければ幸いです。
その他に利用方法や開室場所、開室日時等をまとめたリーフレットなども
ありますので、周知を検討されている方はご相談下さい。

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なんでも相談室
http://labs.eng.hokudai.ac.jp/others/nandemo/
011-706-7297
nandemo@eng.hokudai.ac.jp

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