工学系部局なんでも相談室だより H25.12版

工学系部局なんでも相談室だより H25.12版

◇なんでも相談室から工学系部局の皆様へ、カウンセラーのコメントや利用状況など定期 的に発信させていただいております。◇

相談室の石原です。
例年になく雪の少ない師走となりましたが、冬の風物詩ともいえるインフルエンザや
ノロウィルスなどはいつも通りはやり始めているようです。みなさんお変わりありませ
んでしょうか?

前回の記事にも書きましたが、この季節になると「こころのかぜ」も増えてきます。

「うつは心の風邪です」というのは前世紀の終わりに、ある製薬会社がキャンペーン
を張った時のキャッチコピーです。私見ですが、うつはそのキャッチが与える印象より
もやはり重篤な病気であると感じます。
効果のあるクスリもたくさん開発されてきて、ひと昔前よりも随分と治療環境は変わって
きましたが、風邪のように比較的短期間で完治させることは難しく、ご本人にも周囲にも
粘り強く治療に臨むことが求められます。

では「こころのかぜ」という表現は嘘なのかというとそうとも言えません。
ひとはストレスや疲労が溜まると、脳内神経伝達物質(たとえばセロトニンやノルアド
レナリンなど)に異常をきたし、それによりこころと身体のアンバランスが引き起こされることが明らかにされています。つまり自律神経のバランスが崩れるわけです。
そういった状態になると、だるい、疲れやすい、頭痛、腹痛、動悸など身体がすっきり
せず、眠れない、気が重い、億劫など気分もすぐれないといった症状が出てきます。これらの症状を放置するとこじらせてしまったり、うつ病などの症状に進行させてしまい、治療や回復に時間がかかるようになってしまいます。
そう考えると、症状をこじらせる前の段階、つまり自律神経のバランスが崩れている段階
を「こころのかぜ」と捉えて早めに対処することは、メンタルヘルスを維持するうえで重要な予防手段と考えることもできるでしょう。

身体がすっきりしない、気分が冴えないといったことはどなたも経験のあることだと思い
ます。目の前にある課題に優先順位を付けて現実的な対応をしながら、ちょっと休養をとって脳を休ませてあげると「こころのかぜ」にはよく効くと思います。
年末年始のお忙しい時期、ぜひお試しください。

―【事務担当より】――――――――――――――――――――――――――

なんでも相談室事務担当です。
第2回「心のケアに関する講習会」を下記のとおり開催いたします。
今回の講習会では、各研究室等でメンタル不調者が出た場合の対応について、石原カウンセラーからお話いただきます。
事前の参加申し込みは特に必要ありません。
教職員、学生の皆様の参加をお待ちしております。

日 時 平成26年1月31日(金)17時30分~18時30分
場 所 アカデミックラウンジ3
テーマ メンタル不調者への対応方法
内 容 心の悩みを抱えた人への対応と危機介入について
講 師 なんでも相談室カウンセラー 石原一人 氏

―【相談室利用状況簡易報告(11月)】―――――――――――――――――

11月の利用状況をお知らせします。

{開室日数}  7日
{のべ利用件数} 37件(学外カウンセリングルーム含む)
{主に寄せられている相談内容} 学生生活,健康問題

◇利用状況は、原則簡易情報のみ。詳細について回答することは出来ませんのでご
了承下さい◇

―【その他】―――――――――――――――――――――――――――――

このたよりは、工学系部局に在籍する教職員や学生等を対象にしたメーリングリ
ストで送信しております。
また、学生さんのアドレスや研究室メールリスト等、希望の配信先がある場合は
ご連絡いただければ送信先に追加します。
相談室だよりはホームページにも掲載しておりますので、周りに相談室のことを
知りたい・知ってもらいたいという方がいる場合には、ホームページのことを
紹介し、案内していただければ幸いです。
その他に利用方法や開室場所、開室日時等をまとめたリーフレットなども
ありますので、周知を検討されている方はご相談下さい。

 

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