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工学系部局なんでも相談室だより H28.11版

工学系部局なんでも相談室だより H28.11版【counseling room report】
なんでも相談室から工学系部局の皆様へ、カウンセラーのコメントや
利用状況など定期的に発信させていただいております。
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―【カウンセラーより】―――――――――――――――――
相談室の石原です。冬の訪れが早い今年、インフルエンザも流行し始め
たようですが、みなさんお変わりありませんか?
労働安全衛生法が改正されて、事業者に対し従業員のストレスチェック
制度実施が義務付けられて(従業員50人未満事業所は努力義務)1年が経
過しました。
このストレスチェックは、従業員ひとりひとりに自分自身の疲労具合や
ストレス
状況への気付きを促し、健康を維持、回復させることを目的にして、昨年
12月に施行されました。学生は対象になっていませんが、事業者によって
は長期アルバイトやパート従業員にも実施しているところもありますので、
ひょっとしたら体験された方もいらっしゃるかもしれません。
ストレスチェックは高ストレス者が10%程度抽出される設計になってい
ますが、実際には業種や事業形態などによってばらつきが大きいとの感想が
聞かれます。高ストレス者は希望すれば専門医の面談を受けることができ、
早めに自己対処するようにアナウンスされていますが、専門医受診のハード
ルの高さ、人事上不利に働くのではないかとの疑心、自分は大丈夫という思
いこみなどから、まだ十分にこの制度が機能しているとは言えない状況のよ
うです。
昨今大きく報道されている電通での労災自殺事件では、過密な仕事、形ば
かりの長時間労働の制限、いわゆる業界の常識や社風などによって、被害者
が相当なストレス状況を抱えていても発信することができなかったり、事業
者側がストレスサインに気付いていたとも思われるのに、適切な対処をしな
かったことが問題として鋭く指摘されています。
電通では月の残業時間の上限を決めるなど、労働環境改善の取り組みをし
ていたようですが、残業時間を制限すると「隠れ残業」やサービス残業が増え
るという事業所は残念ながら少なくないようで、業務改善、環境改善と合わせ
てその連鎖を止めないと同じような事件が今後も発生することでしょう。
事業者が積極的に環境改善に取り組むことはいうまでもなく、従業員側もス
トレスチェックをきっかけに自分の働き方の見直しをしたり、同僚や上司との
関係性を再考するなどして、自分の健康度を向上させる試みも求められている
のだと感じます。
暦は師走に入り、学生のみなさんも卒論や修論などで追われることと思います。
それらは仕事ではありませんが、自分の疲労度をきちんとモニターをして過度な
ストレスを抱えないように気をつけていただきたいですし、先生方には目配りを
ぜひよろしくお願いいたします。
―【事務担当より】――――――――――――――――――
【相談室利用状況簡易報告】
10月の利用状況をお知らせします。
{開室日数} 6日
{のべ利用件数}43件(学外カウンセリングルーム含む)
{主に寄せられている相談内容} 学生生活,健康問題
◇利用状況は、原則簡易情報のみ。詳細について回答することはできません
のでご了承ください。◇
―【その他】―――――――――――――――――――――――――――――
このたよりは、工学系部局に在籍する教職員や学生等を対象にしたメーリング
リストで送信しております。
また、学生のアドレスや研究室メールリスト等、希望の配信先がある場合は
ご連絡いただければ送信先に追加します。
相談室だよりはホームページにも掲載しておりますので、相談室のことを
知りたい・知ってもらいたいという方がいる場合には、ホームページのこ
とを紹介し、案内していただければ幸いです。
その他に,利用方法や開室場所、開室日時等をまとめたリーフレットなども
ありますので、ご連絡いただければお渡しいたします。
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なんでも相談室
http://labs.eng.hokudai.ac.jp/others/nandemo/
011-706-7297
nandemo@eng.hokudai.ac.jp
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