2012年4月26日

【研究紹介】機能材料表面電気化学反応の可視化と応用

研究紹介 — 6:12 PM

工学研究院 物質化学部門 機能材料化学分野 准教授 伏見 公志

 

材料表面で起こる電気化学反応をありのままに捉えることは、新規機能材料の探求や材料保全の観点で重要である。そこで、新規な微小電気化学測定法を開発し、材料表面電気化学反応の可視化にチャレンジしている。電解質液滴を電気化学セルとするf-MDC法や微小電極プローブを用いるSECM法は10-7〜10-4 mの面分解能を持ち、鉄鋼材料、チタンやアルミニウム合金表面の不均一溶解、不均一不働態化挙動の解析などに適用可能であり、新規材料開発に活用されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f-MDC法による自動車熱交換器用アルミニウム合金クラッド材断面の腐食電位分布(右図)

シーズ集を掲載しました

これまでに工学系連携推進部から発行したシーズ集をWebサイトのダウンロード集に掲載しました。

<シーズ集掲載Webサイト>

http://www.eng.hokudai.ac.jp/office/elo/download.html

シーズ集vol.8をアップしました。

お知らせ,研究紹介 — 12:05 PM

昨年度作成しましたシーズ集vol.8をアップします。

北大工シーズvol.8

シーズ集vol.7をアップしました。

お知らせ — 9:38 AM

昨年度作成しました私共のシーズ集vol.7をアップします。ご一読ください。

北大工シーズvol.7

2012年4月20日

【研究紹介】π共役系ポリマーを利用した化学センサーの開発

研究紹介 — 10:37 AM

工学研究院 生物機能高分子部門 分子機能化学講座 助教 堺井 亮介

HP: http://poly-bm.eng.hokudai.ac.jp/

 

 

色調や蛍光特性を変化させることが可能なπ共役系ポリマーは、安価かつ簡便な化学センサーとして、大変有望である。このπ共役系ポリマーに任意の分子認識部位(レセプター)を導入することで目的の分析対象に特異なセンシングが実現できる。例えば、我々はウレア基を側鎖に導入したポリ(フェニルアセチレン)が様々なアニオンの比色分析に利用できることを明らかにした。

 

応用例:化学センサー、スイッチ素子

 

 

 

ロイシン由来ウレア基を有するポリフェニルアセチレンのアニオン捕捉に基づく劇的な色調変化。

アニオン種を目視でセンシングできる。

 

2012年4月10日

【研究紹介】ゼオライトのナノ結晶積層脱水膜

研究紹介 — 9:40 AM

工学研究院 有機プロセス工学部門 化学工学分野 教授 増田 隆夫、准教授 多湖 輝興

HP: http://cp1-ms.eng.hokudai.ac.jp/

 

逆ミセルを利用したゼオライトのナノ結晶合成法を開発した。この結晶を円筒状の基材フィルターに積層した脱水膜を作成した。この膜は蒸留では精製困難な濃酢酸や,水と共沸物となる化合物溶液からの選択脱水能を示した。本膜は急激な加熱冷却に対しても性能の低下は見られない。多様な形状の基板用いても合成は可能であり,高透過面積のハニカム形状(内コート)としても作成することができる。

応用例:蒸留塔付設脱水膜

 

2012年4月5日

【研究紹介】電磁界シミュレーションをベースとした最適化技術

研究紹介 — 10:44 AM

情報科学研究科 システム情報科学専攻 システム融合情報学講座 教授 五十嵐 一

HP: http://hbd.ist.hokudai.ac.jp

 

電気電子機器の性能や特性を,高速かつ高精度に計算する電磁界解析法を開発している.また電磁界解析を基礎として,機器に最も望ましい特性を持たせるための形状や材料特性を自動的に得るための最適化手法を研究している.具体的実績として,電波型ICタグのアンテナ形状最適化とインダクタの形状最適化などがある.また特性バラツキなど不確定性を考慮した新しい最適化法も研究している.

応用例:アンテナ,インダクタ,超電導コイル

 

 

 

 

図1 最適化されたICタグアンテナ

 

 

 

 

図2 最適化されたインダクタの断面

 

 

2012年4月3日

【研究紹介】従来型光ファイバの限界を打ち破る新型光ファイバ

研究紹介 — 8:50 AM

情報科学研究科 メディアネットワーク専攻 情報通信システム学講座 教授 小柴 正則

HP: http://icp.ist.hokudai.ac.jp/

 

最近の情報通信ネットワークは、いわゆるムーアの法則を上回るスピードで進化し続けており、現在使用されている光ファイバで伝送できる情報量は、急速に限界に近づきつつあります。そこで、こうした限界を打ち破るマルチコアファイバ、フォトニック結晶ファイバといった全く新しい光ファイバの研究、さらには安心と安全を確実にするための光ファイバ応用技術の研究を行っています。

応用例: フォトニックネットワーク、空間分割多重伝送、モード分割多重伝送

 

 

 

 

 

大容量光通信向け新型マルチコアファイバ

 

 

 

 

 

 

曲げに強い新型フォトニック結晶ファイバ

北海道大学 工学系連携推進部 renkei@eng.hokudai.ac.jp