プロジェクト

最先端研究開発支援プログラム(2010年3月~2014年3月)

2010年3月、内閣府に設置されている総合科学技術会議において、大型国家プロジェクトである「最先端研究開発支援プログラム(以下最先端プログラム)」の「中心研究者及び研究課題」が最終的に決定されました。このプログラムは、全国から565件の応募があった中から日本の科学技術の将来を担う30件を決定したもので、北海道大学大学院医学研究科白土博樹教授を中心研究者とし、京都大学大学院医学研究科平岡真寛教授を共同提案者とした「持続的発展を見据えた『分子追跡放射線治療装置』の開発」が採択されました。最先端放射線治療を目的とする本プロジェクトは、最新の加速器技術、量子ビーム制御技術を駆使した大型の装置開発を伴うため、工学研究院量子ビーム応用医工学研究室の梅垣菊男教授がプロジェクトマネージャーと医学物理部門のとりまとめを担い、医工連携、産学連携で進めています。北海道大学(以下北大)は㈱日立製作所と共同で「分子追跡陽子線治療装置」を開発し、京都大学は三菱重工業㈱と共同で「分子追尾X線治療装置」を開発して、連携して次世代の放射線治療システムの構築を進めました。放射線医療分野としては唯一の採択であり、今後の日本の放射線医療・がん治療技術の発展に貢献できるように、関係者が一丸となって開発を進めました。「分子追跡陽子線治療装置」を設置した「北海道大学病院陽子線治療センター」は北海道初の粒子線がん治療施設として2014年3月に治療を開始し、プロジェクトは成功裡に終了しました。
量子ビーム応用医工学研究室は、この「分子追跡陽子線治療装置」の開発にかかわる研究テーマを医学研究科放射線医学部門、北海道大学病院分子追跡放射線医療寄附研究部門他と連携して推進し、次世代の放射線治療を支える加速器技術、量子ビーム制御技術の更なる研究開発を進めていきます。
  • 最先端研究開発支援プログラム
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未来創薬・医療イノベーション拠点形成(2006年7月~2016年3月)

2006年から始まった我が国の第三期科学技術基本計画において、イノベーションを生み出すシステムの強化がひとつのテーマとして挙げられ、先端融合領域イノベーション創出拠点形成の国家的事業が開始されました。「未来創薬・医療イノベーション拠点形成」事業は、この方針を受けて採択された、北海道大学と我が国が誇るリーディングカンパニーとの協働で次世代の医薬・医療の革新的技術開発を行うという産学官連携プロジェクトです。塩野義製薬㈱、 ㈱日立製作所、住友ベークライト㈱、日本メジフィジックス㈱、三菱重工業㈱と協働し、患者のQOLを優先した未来創薬・医療拠点を作ること、次世代分子イメージングシステムを開発し、発症前診断、機能遺伝子・再生治療、分子標的・追跡治療などの先端医療に応用して、患者にやさしい非侵襲的医療の研究開発を推進することを目指しています。
量子ビーム応用医工学研究室は、この「未来創薬・医療イノベーション拠点形成」の次世代分子イメージングシステム開発にかかわる研究テーマを医学研究科核医学分野、分子イメージング講座と連携して推進し、次世代の疾患診断を支える半導体PET、SPECT装置の研究開発を進めています。
未来創薬・医療イノベーション拠点形成

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