研究設備

測定室のパノラマビュー

我々の研究は、新反応開発から新機能材料の創製までをカバーしています。
これらの研究をスムーズに行うため、バラエティに富んだ装置を揃えつつあります。

400 MHz超電導NMR装置

有機化学研究の基本かつ最重要インフラNMR。いくつかの研究室で共同利用しています。

蛍光顕微鏡

ミクロンサイズまでの発光性結晶をUV照射下で観察可能。高性能デジタルカメラを装備。ファイバー分光器を併用して顕微分光も測定できます。

発光寿命測定装置 

蛍光とリン光の発光寿命を簡便に測定する装置です。小型最新型を導入しました。低温測定にも対応しています。

量子収率測定装置 

発光錯体の量子収率を絶対法で測定する装置です。短時間で測定可能です。低温での測定も可能です。

GC

GCにはオートサンプラーをつけて順番待ちの手間を軽減。スペクトルはPCで管理しています。

GPC

分子のサイズの違いで精製が可能なHPLCです。最近の装置はずいぶん小型になりました。

走査型電子顕微鏡(SEM)

ミクロンから 10 nm 位までの構造を観察することが可能。高真空と低真空の2モードを搭載。

走査型プローブ顕微鏡(SPM)

100 nm 以下の構造が観察可能。頑張れば分子も見える高性能機。原子間力顕微鏡、走査型トンネル顕微鏡併用タイプ。

イメージングプレート単結晶X線回折装置

有機金属単結晶の構造を詳細に調べることができます。固体発光錯体のメカニズム解明に重要な情報が得られます。

分光蛍光光度計

この装置で蛍光や燐光スペクトルを計測します。積分球をオプションで装着でき、固体の吸収や量子収率を測定できます。

紫外可視分光光度計

化合物の吸収スペクトルを測定します。基本的な計測装置のひとつ。

ファイバー型蛍光分光光度計

ファイバーの先から光を取り込んで分光測定する装置。蛍光顕微鏡と組み合わせて顕微分光測定を行います。

質量分析計

分子の分子量を測定可能です。いわゆるガスマス。

FT-IR

分子の振動スペクトルを測定できます。固体構造の推定にも威力。

旋光計

光学活性化合物の旋光度を計測する装置。不斉合成に成功したらこいつで確認。

高速液体クロマトグラフィー(HPLC)

主に不斉収率を計測するために使います。光学異性体分離用カラムを内蔵。オートサンプラーで自動的に取得してくれます。ほかにも数台あり。

ガス置換ライン

反応容器を不活性ガスで満たすためのガラス装置。これはコンパクトなタイプ。T研仕様ゴム管。

量子化学計算用HPC

量子化学計算も日常的になりました。Gaussianを使って触媒反応経路のDFT計算や発光錯体のTD-DFT計算などを行います。2011.10 計算機を二台に増強し、合計20コア112GBメモリとなりました。多核錯体のMP2計算も可能になりました。