背景写真:ナノ粒子により描かれた北海道」の透過電子顕微鏡写真

背景写真:
「ナノ粒子により描かれた北海道」の透過電子顕微鏡写真


概要


研究概要と研究室の活動理念

先進材料ハイブリッド工学研究室では、ハイブリッド、いわゆる複合的な材料を創製し、その利用可能性を探る挑戦的な研究を行っている研究室です。ハイブリッドな材料づくりとは、表面・界面を知り、それらを制御して新しい材料をつくっています。その一つがナノ材料、ナノ粒子材料であり、また、表面の酸化であります。私たちは「表面・界面を知り、異なる性質のものとの複合化によって新しい材料をつくる」ことを常に考えています。

この目的のために、私たちは常に学び、知り、創り、前進しています。みなさんも先進材料ハイブリッド工学研究室で一緒に新しい材料を研究しましょう。

原子レベルの制御から地図に残る仕事まで

先進ハイブリッドでは、原子が10個程度集まったナノ粒子の設計・合成から、油田で油を取り出すために必要なバルク金属材料の防食まで、常に時代の最先端で要求される材料の開発を、独自の発想とさまざまなアプローチで行っています。こうした研究活動から社会に貢献できる技術の創造、また、そうした貢献のできる人材の育成を目指しています。

PP1

新しい発想のナノ材料創製

「有機分子で金属材料を制御する」ことができます。金属材料と有機物、一見すると仲が悪そうですが、その仲を取り持ってやれば、お互い重要なパートナーとして働き始めます。そのためには、金属と有機分子の作る界面を知ること、金属、有機分子それぞれの特徴を知ること、そして、その二つをつなげる手法を開発することが必要です。こうした手法の開発から新しい発想のナノ材料、真のナノ効果を利用した材料の構築を行っています。

応用マテリアル工学コースにいると「有機?」という感じかもしれませんが、先進材料ハイブリッド工学研究室では、そのような経験がないみなさんでも徐々に有機にも触れ、皆さん自身をどこにもいない「ハイブリッド」な人材にそだてますから大丈夫です。

PP2

将来を見すえたモノづくり

我々は応用マテリアル工学コース・材料科学専攻の一員として、材料分野の人材育成とともに将来を見すえたモノづくりを行っています。

自分で作り、自分で考え、自分で評価する

先進ハイブリッドでは、ほかの人が作った材料の評価だけで研究を成立させることはありません。自分で作り、自分で考え、自分で評価する。そして、常に新しい材料に挑戦する。それによってみなさんのスキルは格段に向上します。将来、分析機器のオペレータの方に分析をお願いするときも、研究室で培った力が生きてきます。正しい評価をしていただくために、お願いする項目、指示する内容を正しく伝えることができるようになります。

PP3

ハイブリッドなひとづくり

応用マテリアル工学コース・材料科学専攻において、金属以外の材料も大きく取り上げて研究を行っている研究室は先進ハイブリッドのみです。この研究室に所属した学生諸君は、金属材料学のみならず、金属酸化物、有機化合物、高分子などの身の回りのあらゆる材料に関する内容を学習できます。これは、みなさんにとって将来大きなメリットとなるはずです。ほかの学生諸君よりも一歩先に。斜め前に。先進ハイブリッド研究室は、皆さんの能力もハイブリッドにします。各企業のみなさんも、当研究室の学生をぜひ検討してください。

PP4

インターナショナルな環境

当研究室は極めてインターナショナルです。中国、インド、イタリア、フランス、チェコ、この5年間でもこれだけの国の学生・インターシップ生が滞在していました。外国人教員もいますし、さらに台湾などからもインターンシップ生を受け入れます。

外国人の学生諸君と仲良くしてください。また、スタッフもスイス・フランス・アメリカなどへの留学経験があります。つまり、ここは「学内留学」環境を実現しています。また、海外へのインターシップに行く意欲的な学生もいます。意欲のある諸君ならば、先進ハイブリッドでの教育・研究を通じて、これから世界の材料の分野をけん引するリーダーになれます。