Grants

平成23年度小型自動車等機械工業振興事業に関する補助事業
「超高真空における北川ダイアグラムの作成」

本研究はオートレースの補助を受けて実施しました.

【概要】
本研究は高強度鋼をはじめとする高強度金属材料において近年問題となっている超高サイクル疲労を焦点とするものです.超高サイクル疲労は介在物などの極 めて小さな欠陥等を起点として材料内部から破壊が生じる現象ですが,そのメカニズムはほとんど明らかにされていません.ここでは,疲労き裂が大気から遮断 された環境で発生・進展することを模擬するために,超高真空中において,人工微小欠陥を付与した試験片の疲労試験を行いました.その結果をもとに超高真空 中における北川ダイアグラム(疲労破壊の起点となる初期欠陥寸法と疲労強度の関係を示す線図)を作成することで,超高サイクル疲労強度評価法の提案を試みました.

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公益財団法人東電記念財団 平成22年度国際技術交流援助
「機械構造物の長期信頼性を支える材料強度評価に関する技術開発」

【概要】
短期間で超高サイクル域までの疲労試験データを取得する方法として,超音波疲労試験機が注目されている.しかし,超音波疲労試験機を使用する場合,繰返 し周波数依存性や試験片形状・寸法の効果などにより,観察される現象や得られるデータが従来の手法(電気-油圧サーボ疲労試験機など)を用いる場合と異なる傾向を示すことが報告されている.しかしながら,繰返し周波数が疲労特性に与える影響の詳細については不明な点があり,寿命ならびに強度評価手法については統一的な見解は得られていない.そこで,本研究では最先端の超音波疲労試験技術を習得し,新たな評価手法を確立するために超音波疲労試験における破壊現象を解明することを目的とした.

公益財団法人東電記念財団: http://www.tgn.or.jp/tmf-zaidan/index.html