第25回プログラム(予定)

一日目(11 月9 日(木))於:北海道大学クラーク会館大講堂
第25 回衛生工学シンポジウム 特別記念講演会(参加費:無料)

13:00〜13:10
開会挨拶 衛生工学シンポジウム実行委員会 委員長 松藤敏彦
13:10〜14:10(司会:北海道大学大学院 長野克則)
記念講演 堀越哲美先生(愛知産業大学学長、名古屋工業大学名誉教授)
「体感温度が果たす室内から都市の環境デザイン-その役割と展望-」

14:10〜14:25
休憩
14:25〜15:25(司会:北海道大学大学院 石井一英)
記念講演 田中勝先生((公財)廃棄物・3R 研究財団 理事長、岡山大学名誉教授)
「世界の廃棄物処理の潮流」

15:25〜15:40
休憩
15:40〜17:40(司会:中央大学研究開発機構 渡辺義公)
記念講演 浅野孝先生(カリフォルニア大学デービス校名誉教授)
「Water Reuse: Necessity and Opportunities, and Remembrance of the Things Past」

記念講演 丹保憲仁先生(北海道道立研究機構理事長)
「足し算ではなく、引き算で本質を探すー近代の終わる頃」

18:30〜記念祝賀会 於:ホテルマイステイズ札幌アスペン(旧札幌アスペンホテル、北8 西4)
会費:5,000 円

記念祝賀会については、会場の制限があるために、事前参加申込制をとることとしております。先着120 名様のお申し込みを頂いた時点で、受付を締め切らせて頂きます。人数が定員に達しなかった場合のみ、当日の参加お申し込みを承る予定です。事前参加申し込みページへ

特別記念講演会及びシンポジウムは、当日受付も可能です。

二日目(11 月10 日(金))於:北海道大学工学部フロンティア応用科学研究棟
(参加費:1,000 円)

9:00~10:00:北大衛生環境工学学生による最新の研究紹介
就職を控えた修士課程1 年次学生が総出で北大の最新研究成果をポスター発表します。関連業界の皆様より頂くご意見は大変に貴重なものとなりますので、活発なご討議をお願いします。

10:15~12:15:一般研究発表・パネル展示
ハイブリッド形式の一般研究発表は3 分間(予定)の口頭発表の後、フロアでポスター発表を行います。衛生工学・環境工学関連団体の活動を紹介するパネル展示も実施します(口頭発表はお願いしません)。現役学生が多数聴講しますので、ご活用頂ければと存じます。

1. 水中病原細菌の制御に有効なバクテリオファージの単離及び特性解析
○高木達馬(水質変換工学研究室),佐野大輔(東北大学大学院工学研究科),岡部 聡,北島正
章(水質変 換工学研究室)
2. 水中病原ウイルスの高感度検出のための電気化学アプタセンサーの開発
○平野誠也(水質変換工学研究室),岡本章玄(国立研究開発法人物質・材料研究機構),佐野大
輔(東北大学大学院工学研究科),岡部 聡, 北島正章(水質変換工学研究室)
3. 複製中間体RNA の定量によるウイルス感染性評価に向けた基礎的検討
○大浜 萌(水質変換工学研究室),佐野大輔(東北大学大学院工学研究科),岡部 聡,北島正
章(水質変換工学研究室)
4. Anammox 細菌の炭素固定経路の実験的検証
○牛山美緑,岡部 聡(水質変換工学研究室)
5. 正浸透(FO)プロセスを用いた尿濃縮による膜ファウリング
○松田天斗,伊藤竜生,Benedicte Nikiema,(サニテーション工学研究室),船水尚行(北海
道大学大学院農学研究院)
6. UF 膜の適用によるバイオポリマーが引き起こす膜ファウリングの抑制
○久米啓太,鹿戸皇希,木村克輝(サニテーション工学研究室)
7. セラミック平膜を用いたエネルギー回収を目的とする下水の直接膜ろ過
○加藤 恵,佐藤 拓,木村克輝(サニテーション工学研究室)
8. 拡張CST およびLPS 測定によるMBR 汚泥ファウリングポテンシャルの評価
○角田貴之,岩崎裕之,木村克輝(サニテーション工学研究室)
9 DNA アプタマーを用いた簡易ノロウイルス検出法の開発
○吉原 光(水環境保全工学研究室),北島正章(水質変換工学研究室),佐野大輔(東北大学大
学院工学研究科),岡部 聡(水質変換工学研究室)
10. 大腸菌のβ-グルクロニダーゼ生産能の解析
○菊地 凱(水環境保全工学研究室),北島正章,岡部 聡(水質変換工学研究室),高橋正宏
(水環境保全工学研究室)
11 DNA アプタマーを用いた簡易ヒ素分析法の開発
○松永 光司(水環境保全工学研究室),奥山 優(道路建設(株)),岡部 聡(水質変換工
学研究室),高橋正宏,佐藤久(水環境保全工学研究室)
12. 屋外環境における熱中症リスク評価と対策に関する研究-日射と着衣の濡れの影響を考慮した体表
温の予測-
○金内遥一朗(環境人間工学研究室),桑原浩平(釧路工業高等専門学校),大前裕紀,濱田靖
弘(環境人間工学研究室),
13. 貯湯槽の断熱性能に関する研究-FRP製と鋼製貯湯槽の断熱強化による損失熱量の変化
○山崎 森(環境人間工学研究室),赤井仁志(福島大学/北海道大学),濱田靖弘,小原雄輝
(環境人間工学研究室),豊貞佳奈子,沈 瓊(福岡女子大学),鉾井修一,伊庭千恵美(京
都大学),竹内 進(東北電力)
14. 集合住宅におけるエネルギー使用実態と分散型電源の導入効果に関する研究-負荷予測手法と居住
環境の評価-
○菅原裕貴,濱田靖弘(環境人間工学研究室),横川 誠,武田清賢(北海道ガス),水馬義輝,
佐々木直之(広島ガス)
15. 薄型・光透過型真空断熱材の試作と断熱性能に関する考察
○相原昌博(環境工学システム研究室)
16. 下水汚泥焼却灰へのセシウムの濃集機構の解明と除染廃棄物への応用
○小堀満代(廃棄物処分工学研究室)
17. 竪型ストーカ式焼却炉の運転特性評価
○山中康平,黄 仁姫,松尾孝之,東條安匡(廃棄物処分工学研究室)
18. 焼却排ガス処理用の高性能消石灰製造に関する研究
○二上雄斗,松藤敏彦,松尾孝之,黄仁姫(廃棄物処分工学研究室)
19. 乾燥地における高濃度浸出水の合理的な処理方法に関する研究
○池田泰良,東條安匡,松尾孝之,松藤敏彦(廃棄物処分工学研究室)
20. 自治体指導による産業廃棄物処理非効率化の事例分析
○中川智美,松藤敏彦(廃棄物処分工学研究室)
21. コーヒー滓の熱利用方法の検討
○長尾美里,山形 定(大気環境保全工学研究室),石川圭子(鴨々堂),上出光志 (道総研
北海道立工業試験場)
22. 飛行場内から発生する航空機騒音評価のための音源位置推定
○岩堀郁子,田鎖順太,松井利仁(大気環境保全工学研究室)
23. トウガラシ微斑ウイルスと水系感染症ウイルスの塩素処理性の比較
○高力聡史,白崎伸隆,松下 拓,松井佳彦(環境リスク工学研究室)
24. 微粉化活性炭の残留を低減する凝集条件の検討
○信野光貴,中沢禎文,花村悠佑,松井佳彦,松下 拓,白崎伸隆(環境リスク工学研究室)
25. 超微粉化(D50<200 nm)に伴う活性炭の酸化とその抑制が吸着性に及ぼす影響
○高江洲英希,西村勇輝,Pan Long,松井佳彦,松下 拓,白崎伸隆(環境リスク工学研究室)
26. 最終処分場における地中温度分布を考慮した埋立ガス測定点の決定手法-クローズドシステム処分
場での検討事例-
○垣内大輝,佐藤昌宏,石井一英,藤山淳史((循環計画システム研究室)
27. 稲わら燃料利用に向けた半炭化稲わらと木くずの混合ペレットの特性に関する研究
○木塚嶺介,石井一英,藤山淳史,佐藤昌宏(循環計画システム研究室)
28. 人口減を考慮した2040 年の生ごみ処理方法の検討 ―北海道の直接埋立・間欠運転焼却地域に着目
して―
○直井佑希子,藤山淳史,石井一英,佐藤昌宏(循環計画システム研究室)
29. 生ごみディスポーザー排水処理システム由来の汚泥を対象としたバイオガス発生ポテンシャルの実
験的把握
○丑丸進太郎,藤山淳史,石井一英,佐藤昌宏(循環計画システム研究室)

13:30~15:00:企画セッション1
企画セッション1-1「人口減少社会における生活排水処理インフラ改革」
(司会:北大 公共政策大学院 倉谷英和)
我が国における人口減少はいよいよ本格化・顕在化し始め、市町村の存続可能性についての深刻な議論が行われています。今後一斉に押し寄せるインフラ更新需要への対応に着手する必要がありますが、従前と同様のインフラ更新とするかどうかについては状況の変化を勘案した判断が行われなければなりません。これまでの生活排水処理については下水道が大きな役割を果たしてきましたが、更新時においては浄化槽他の選択肢との連携も含めた検討も必要となります。本セッションでは、次世代の持続可能な生活排水処理について今後の展望を共有するとともに様々な角度からのパネルディスカッションを行います。
講演者
小川 浩 氏(常葉大学 社会環境学部)
竹内正志 氏(株式会社西原環境、前日本下水道事業団北海道総合事務所所長)
この他、環境省浄化槽推進室からの話題提供を予定しています

企画セッション1-2「北海道の自然」
(司会:北大 工学研究院 石井一英(予定))
我が国では、循環型社会、低炭素社会、自然共生社会の統合的形成による持続可能な社会の実現を目指しています。これら3つの社会の中でも、自然共生社会の形成に関して注目が集まっているところです。これまで中心に据えてきたヒトの健康を衛るという視点から、ヒトは自然の一部であるというディープエコロジーの概念に基づく生態系サービス※の維持という視点への拡張が求められています。今、北海道の自然を、私たちの生活を支える生態系サービスとして捉える時、生物どうしのつながり、外来種の影響、窒素循環、水環境において、何が起こっているのか、何が課題なの、そして我々は何をすべきなのか等について議論を深め、問題共有を図っていきたいと思っています。
※生態系サービス:食料や水の供給、気候の安定など、私たちの暮らしを支える生物多様性を基盤とする生態系の恵みのこと
講演者
西川洋子 氏((地独)北海道立総合研究機構 環境・地質研究本部 環境科学センター
自然環境部 生態系保全グループ)
坂村 武 氏(北海道環境生活部環境局 生物多様性保全課 生物多様性戦略グループ)
野口 泉 氏((地独)北海道立総合研究機構 環境・地質研究本部 企画調整部企画課)
辰巳健一 氏(株式会社ドーコン 環境事業本部 環境保全部、NPO 水圏環境科学研究所)

15:20~17:00:衛生工学シンポジウム25 回記念企画 「京大・北大衛生工学の教育と研究」
1950 年代末に北大と京大に相次いで設置された日本初の環境系プログラムである衛生工学科は,それぞれ名称を変えながらも環境問題の最先端を走り続け、多くの指導的研究者・技術者を輩出してきました。北大と京大の間では様々なレベルの交流が行われていますが,これまでは各専門分野の中に限られていました。本学の「衛生工学シンポジウム」は京大のシンポジウムを参考として始めたものですが,本シンポジウムが25 回の節目を迎えるにあたって北大における教育研究を振り返るとともに、よき競争相手である京大と何が同じで何が違うのかを考えたいと思います。京大・北大それぞれの変遷についての紹介の後、現在の教育プログラムの違い、「衛生工学」として出発した我々の学問領域の課題と展望について、会場の皆様と議論をします。
登壇者
高岡 昌輝 京都大学大学院 地球環境学堂地球益学廊 教授
松藤 敏彦 北海道大学大学院 工学研究院環境創生工学部門 教授

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